食 業界について

国内市場は飽和、広がる海外展開

食品業界といえば、不況に強いというイメージがあります。
長引く不況の中では、購買意欲の冷え込んだ期間もありましたが、平成24年に政権交代が行われてからは、再び国内の景気も回復傾向にあります。
そのため、大きな伸びはなくとも、これまで堅実な推移を見せてきました。
しかし、同時に平成25年頃からは、急速に円安が進んでいます。
このため、海外から原材料を仕入れている企業には痛手で、相次いで商品の値上げが行われています。
また、国内市場は少子化や人口減少などの影響もあり、この先大きな伸びは期待し辛いです。
そこで、今多くの企業が新たにチャレンジしているのが、海外への進出です。
東南アジアや、中国など、比較的近くの国々に足をのばす企業もあれば、遠くアメリカやオーストラリアなどに生産拠点を設立する企業もあります。
将来的な厳しさを乗り切って生き残るために、食品業界もまた、グローバルを求められる時代となってきています。

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